THE ODD COUPLE
監督:ジーン・サックス
音楽:ニール・ヘフティ
出演:ジャック・レモン、ウォルター・マッソー、ジョン・フィードラー、ハーバート・エデルマン、モニカ・エヴァンス、キャロル・シェリー
1968年 アメリカ映画
平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。
ジャック・レモンとウォルター・マッソーという2大コメディアンの共演が楽しい軽めなコメディ。
どちらかというと抱腹絶倒型のコメディではなく、微笑ましいコメディという感じの作品。
原作と脚本を担当したのは、後に「名探偵登場」や「カリフォルニア・スイート」を手掛けるニール・サイモン。
ストーリーは、離婚を経験し悲しみに暮れる潔癖症の男が、ずぼらなバツイチの友人のところに転がり込んできます。
しかし、性格が正反対な2人はことある事にぶつかり、遂にはケンカ別れしてしまい・・・・・というお話。
潔癖症のジャック・レモンは病的で行き過ぎなところがあり、
ずぼらなウォルター・マッソーの方がまともに見えます 笑。
この2人の掛け合いが受けて、後にTVシリーズが製作されたほか、1998年には続編が製作されています。
続編の方はまだ観たことがありません。機会があれば是非観てみたいと思ってます。
ちなみに、1981年に製作された「新・おかしな二人/バディ・バディ」は、
この2人が主演しているものの、本作とは関連がなく別物のお話です。
なお、レモンとマッソーは「フロント・ページ」(1974)で再びコンビを組むことになります。
音楽は、ニール・ヘフティ。
この人のスコアはどれもライトでお洒落な雰囲気なので、イージーリスニング的な聴き方が出来ます。
本作もシャッフルのリズムの軽やかなメイン・タイトルがとても印象的です。
チェンバロがシャキシャキと3連のリズムを刻み、サックスやキーボードがメロを奏でます。
ボーカルバージョンは、Sammy Cahnの作詞です。
劇伴奏もメイン・タイトルのバリエーションを中心に構成されていて、アンダースコア的なものはありません。
公開当時に発売されたLPは再録音盤だったようで、余計にポップな仕上がりになっていました。
この盤がCD化されることはなかったのですが、
今月になって「裸足で散歩」とカップリングになったフィルム音源のサントラCDが発売されました。
本作からは11曲が収録されましたが、残念ながら「裸足で散歩」同様、モノラル音源でした。
両方ともかつてはLPが出ていたので、LP音源も収録してくれたら良かったのになあ・・・。
かつてラジオで聴いて慣れ親しんだのはLP音源なので、いずれLP音源も是非CD化して欲しいものです。
・・・と、ここまでが過去記事。
現在ではCDと同じ音源のダウンロード版も入手可能になっています。(LP音源聴きたいなあ。)
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