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コブラ・ミッション

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CINQUE UOMINI CONTRO TUTTI
監督: ラリー・ラドマン
音楽:フランチェスコ・デ・マージ
出演: オリヴァー・トビアス、クリストファー・コネリー、マンフレッド・レーマン、ジョン・スタイナー、イーサン・ウェイン、ドナルド・プレザンス、アーニー・サベラ
1985年 イタリア映画



またまたパチモン好きの血が騒いでしまって、今夜もイタリアものです。
今夜は、亜流「ランボー2/怒りの脱出」の1本、「コブラ・ミッション」をご紹介。
いやいや、今回は「地獄の7人」のパクリとも言えるなあ。
いわゆるMIA(Missing In Action)もの。
ストーリーは、ベトナム戦争捕虜を救出するために、7人ならぬ4人の男がベトナムに殴り込む・・・・という、散々使い古されたお話。
キャストは、「怒りのタッチダウン/人質奪回作戦」(誰も知らないだろうなあ、こんな映画)のオリヴァー・トビアスを筆頭に、マカロニ・アクションではおなじみのクリストファー・コネリー、「ザ・ショック」のジョン・シュナイダーや、なんとドナルド・プレザンスおじさんまで出ています。
一応、ベトナムものなので、派手な爆発シーンは沢山(というほどでもないか)用意されているので、
ビデオで暇つぶしに観るにはいいかもしれません。
この映画、案外評判が良かったのか、はたまた身の程をわきまえない製作者の勘違いからか、
続編が製作されてしまって、「殺戮軍団マッド・コブラ」というタイトルでビデオまで出ちゃってます。
監督は、「怒りのサンダー/最後の決戦」のラリー・ラドマンこと、ファブリッツィオ・デ・アンジェリス。
デ・アンジェリスって・・・例の兄弟の親族か?



音楽は、巨匠?フランチェスコ・デ・マージ。
タイトル・トラックはかなり雄大な印象を与える、まるで大河ドラマのスコアのようなメロウなストリングスチューン。
劇伴はさすがにスリリングなトラックを用意していますが、あまりマカロニな色調を期待しすぎると、ほとんどそれっぽいスコアが無いので、がっかりするかも知れません。
中にはデジタル・シンセにベースパートさせる80年代特有のお安い曲まであって、
個人的には辛いかも。
それでも、やはりこの人のアクション・スコアにはハーモニカは欠かせません。
その辺でかろうじてマカロニ臭を匂わせています。
「テキサスSWAT」のようなモロ・マカロニ調なスコアではありませんので、
あまり期待しない方がよろしいかと思います。
サントラは、あろうことか公開当時(日本では公開されてません)にLPが発売されてしまっています。
それにしてもLPジャケのイラスト、どうにかならなかったのかなあ、トホホ。
CDの時代になってからは、「Francesco De Masi Film Music: Violence And Suspence」という企画盤に本作から4曲(どういう基準で選ばれたのかちょっと疑問ですが・・・)が収録されています。


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Violence & Suspense Film Music/Francesco De Masi

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