IL DOLCE CORPO DI DEBORAH
監督:ロモロ・グェッリエリ
音楽:ノラ・オルランディ
出演:キャロル・ベイカー、ジャン・ソレル、ジョージ・ヒルトン、ルイジ・ピスティッリ、アイダ・ガリ、ヴァレンティーノ・マッキ
1968年 イタリア映画
今夜は久々にイタリアン・ホラーな1本をご紹介。
ジャーロの先駆け的なホラーですが、キャロル・ベイカーのお○ぱいで釣ろうという魂胆が見え見えな1本でもあります。
ストーリーは、イケメンの青年と結婚したヒロインが、ハネムーンを終えて夫の屋敷にやってくると、
夫の旧友から、夫のかつての恋人が夫に捨てられたことを悲観して自殺したと告げられます。
夫が彼女を連れて、恋人の家に行ってみますが、そこはもう廃墟になっていました。
そこへ、彼女の殺害をほのめかす電話がかかり、行く先々で彼女のまわりで不可思議なことが起こり始める・・・というお話。
実は本編の記憶があんまり無くて、市販のDVDはエロいシーンをだいぶカットしているという情報もあるようですが、真偽の程は不明です(^_^;)。
あんまり女性にヤキモチを焼かせるようなことすると大変なことになる・・・・という意味においてもコワ~いお話。
アイダ・ガリというのは、マカロニ・ウェスタンや一連のパチモン映画ではお馴染みのイブリン・スチュワートのことです。
確か、ジョージ・ヒルトンはマカロニ・ウェスタンのときとあんまり変わらない風貌で出てくるんだよなあ。
監督は、マカロニ・ウェスタン「皆殺し無頼」のロモロ・グェッリエリ。
音楽は、「皆殺し無頼」でもロモロ・グェッリエリ監督と組んだノラ・オルランディ。
本編は怪奇と幻想のイタリアン・ホラーといいつつ、サスペンスとしてはイマイチな出来だったのですが、
スコアに関してはなかなかの出来栄え。
女性のスキャットをフィーチャーしたテーマ曲をはじめ、はっきり言ってジャジーでオシャレです。
ジャズをベースにしたクールなトラックが多く、本編が無くても十分鑑賞に堪えうる内容です。
テーマモチーフをいろんなスタイルの音楽で奏でるというオールドスタイルなサントラなので、
おっさんには安心して聴けます。
オルガンが結構入っていて、オルガンジャズ好きの僕としてはかなり好印象なサントラです。
この度、QuartetレーベルからCDが発売されたのですが、これが素晴らしい内容。
もともとこのサントラ、LPはモノラルだったように思うのですが、このCDは全曲ステレオになっています。
かつて、スウェーデンでも24曲入りのCDが出たことがあるのですが、この時は12曲だけステレオで
残りはモノラルだったようです。
今回はさらにオリジナル・セッション・テープからの収録なので音質が良い。
ボーナストラックも豊富で、全30曲60分収録です。
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