Quantcast
Channel: サウンドトラック秘宝館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1833

ニック・ノルティ/キャサリン・ヘップバーンの 愉快なゆかいな殺し屋稼業

$
0
0




GRACE QUIGLEY
監督:アンソニー・ハーヴェイ
音楽:ジョン・アディスン
出演:ニック・ノルティ、キャサリン・ヘプバーン、エリザベス・ウィルソン、チップ・ジエン、キット・ル・フィーヴァー、ウィリアム・デュエル、ウォルター・エイブル、デニー・ディロン、ジル・アイケンベリー
1985年 イギリス/アメリカ映画


殺し屋と自殺願望のあるおばあさんとの掛け合いを描くコメディ。
DVDも出ていないようなので観たことがないのですが、ほのぼのとして面白そうな気がします。
ストーリーは、凄腕の殺し屋が実は殺人を犯すことに罪の意識を感じていて、そこへ彼が手掛けた殺しの現場を目撃した自殺願望のあるばあさんが「自分も殺してほしい」と言い出して、
そこからおかしな方向へ話が進んでいく・・・・というようなお話のようです。
コメディという体裁を取っているようですが、ブラックなユーモアも交えながら、老人の死や介護に関する風刺的な部分もあったりするようです。
監督のアンソニー・ハーヴェイとキャサリン・ヘップバーンは「冬のライオン」以来の顔合わせ。
本邦劇場未公開作品ですが、過去にビデオは発売されたようです。
どっかのリサイクルショップとかに埋もれてないかなあ・・・・。



音楽は、イギリスのジョン・アディスン。
英国の作曲家らしい気品のようなものを感じさせる上品なスコアです。
メイン・タイトルからお上品でチャーミングなスコアが登場します。
ところが、2曲目はいきなり打ち込みにシンセドラムという、意外な楽器を使ったスコアが登場します。
「遠すぎた橋」あたりのスコアに親しんだ方はさぞやビックリされることでしょう。
まあ、現代劇なのでこういうのも有りか。ちょっとイメージが違いますが、80年代の作品なので当然と言えば当然か。
でも、この手のシンセスコアはそんなにたくさんではないので、旧来からのファンはご安心を。
後半は、ストリングスを中心とした室内楽のようなドラマスコアがメインとなります。
劇伴の所々で「遠すぎた橋」をはじめとするこの人らしいフレーズが出てくるので、これもまたスコアを聴く楽しみになっています。
サントラは公開当時は発売されず、5年前にQuartetレーベルから1000枚限定でCDが発売されました。



ランキング参加中です
みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)
よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪

  ↓
にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村


Ost: Grace Quigley/John Addison

¥2,778
Amazon.co.jp

The Ultimate Solution of Grace Quigley [VHS] [I.../William Duell

¥価格不明
Amazon.co.jp

Grace Quigley (1984) ( The Ultimate Solution of.../William Duell

¥価格不明
Amazon.co.jp


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1833

Trending Articles