MAGGIE
監督:ヘンリー・ホブソン
音楽:デヴィッド・ウィンゴ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、アビゲイル・ブレスリン、ジョエリー・リチャードソン、ダグラス・M・グリフィン、J・D・エヴァーモア、ジョディ・ムーア、ブライス・ロメロ
2016年 アメリカ映画
アーノルド・シュワルツェネガー主演のゾンビ映画なのに、ガンアクションも無ければ、派手な首チョンパ、腕チョンパ、臓物喰いも無い珍作。
ストーリーは、ゾンビウィルスが蔓延し、ウィルス感染者は隔離施設に収容される近未来を舞台に、
片田舎に暮らす父と娘に悲劇が訪れます。ゾンビに噛まれてしまった娘はウィルス感染して隔離施設に収容されます。
父は娘を無理矢理施設から連れ出し、一緒に暮らし始めますが、娘は次第にゾンビ化していく・・・・というお話。
ゾンビホラーというよりも、ゾンビウィルス=不治の病という位置付けで、
病に冒された愛娘を懸命に看病する父親という感じの作品です。
なぜ彼がこのような地味な作品に出たのか不思議ですが、往年のアクションを期待しなければ、
出尽くした感のあるゾンビものの中では異彩を放つ佳作という捉え方も無いわけではありません 笑。
しかし、地味な上に決して楽しい作品ではありませんし、
正統派ゾンビ映画を期待される方は、ガッカリされると思うので、むしろご覧にならない方が良いかもしれません。
音楽は、デヴィッド・ウィンゴ。
ソロ・プロジェクト”Ola Podrida”や、アコースティック系インディー・ロック”The Wooden Birds”への参加でも知られる多彩な人ですが、
本作品でのの仕事もアンビエント風な音が支配する抑制の効いた静かなスコアとなっています。
くぐもった音のシンセがどことなくBoards Of Canadaを思わせるところがあったり、ピアノをメインとしたしっとりとしたフレーズなど、
通常のホラーのサントラとはかなり雰囲気が異なっています。
不穏な空気を感じさせるスコアもありますが、人を驚かすようなこけおどし的な音はありません。
シンプルでとても地味なサントラですが、ポスト・ロックの香りもするところなど、おっさんは嫌いではありません。
アクションスコアも無く、躍動感は皆無な内容ですが、シンプルなメロの美しさが際立つという印象があります。
サントラは、CDが出ているのか未確認ですが、i-Tunesなどではダウンロード版が入手できるようです。
全21曲、49分の収録となっています。
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