NIGHT OF THE RUNNING MAN
監督:マーク・L・レスター
音楽:クリストファー・フランケ
出演:アンドリュー・マッカーシー、スコット・グレン、ジャネット・ガン、ジョン・グローヴァー、ウェイン・ニュートン、ドン・スターク、ピーター・イアカンジェロ
1994年 アメリカ映画
永遠のB級職人監督マーク・L・レスターが手掛けたB級クライムアクション。
この人が監督した映画って、本作品以降、悉く本邦劇場未公開に終わっているところがスゴい。
今のところの最新作は「ドラゴン・フォース 聖剣伝説」(2014)という映画らしい。
(全然知らない (^-^;・・・・)
あらすじは、いかにもB級臭さが満載のお約束ストーリーで、
ギャングの大金を横領した男を乗せてしまったタクシー・ドライバーが、
ギャングが雇った冷酷な殺し屋に襲われます。
男の方は殺されてしまいますが、金に目が眩んだドライバーは大金を持ったまま逃避行を続け、
引き続き命を狙われるハメになる・・・・というお話。
冷酷な殺し屋を演じたスコット・グレンがはまり役でした。
あまり難しいことを考えずに済む作品で、
昔あったTVの深夜ロードショーで寝る前に観るにはなかなかよろしいかと思います。
音楽は、元タンジェリン・ドリームのクリストファー・フランケ。
ソロ活動になってからサントラの仕事も結構やっているのですが、
どれもタンジェリン・ドリームっぽくないのが特徴。
オケのためのスコアをそのままシンセだけで再現したようなスコアが特徴で、
アナログなシーケンスパターンがカッコよかった本家とはまるで違います。
「ユニヴァーサル・ソルジャー」のスコアに代表される、
C級アクションのシンセスコアすれすれの格安感が漂うスコアです。
この人のシンセはブラス系の音に特徴があって、
地から湧き上がるような潰れた音が、マイナー感を助長する形になっています。
まあ、この人、アジテーション・フリーの頃はドラマーだったもんなあ。
本作品もそんな「ユニソル」系列のスコアなのですが、
所々に泣きのメロや美しいピアノ曲、フュージョンっぽいスコアなどが入っているので意外に面白い(失礼)。
エンド・クレジットのスコアなどは結構好きです。
サントラは、かつてSuper TracksレーベルからCDが発売されていましたが、
今はi-Tunesでダウンロード版が入手可能です。
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