JANE EYRE
監督： デルバート・マン
音楽： ジョン・ウィリアムズ
出演： スザンナ・ヨーク、ジョージ・Ｃ・スコット、イアン・バネン、ジャック・ホーキンス、ジーン・マーシュ、レイチェル・ケンプソン、ニリー・ドーン・ポーター
１９７０年 イギリス映画
今夜は柄にもなく、文芸作品をご紹介。
と言っても、実は本編を観たことが無いので、ストーリーその他については、
ほとんど解説できません(^_^;)
もともとはTVムービーだったものを、日本を含む何か国では劇場公開作品として公開したものだそうです。
シャーロット・ブロンテの有名な同名小説が原作となっているのですが、
原作も読んだことがありません。
美人なのかどうなのか、今ひとつ微妙な感じのスザンナ・ヨークが
パットン将軍、おっと失礼ジョージ・C・スコットと共演した作品で、
この２人が抱き合っているシーンがCDの内側にあしらってあったので、
おそらくこの２人の悲恋を描いているのでしょう（かなり適当です）
音楽は、巨匠ジョン・ウィリアムズ。
この手の文芸作品のサントラって、若い頃は大の苦手だったのですが、
年取ったせいか、最近ではこういう作品もいいもんだなあと思ったりしてます。
全く違和感無く聴けてしまいます。
ちょうど、おっさんになって食べ物の嗜好が変わったみたいな感じです。
今では、ケンタッキーと煮物とどっちがいいと言われたら、
迷わず煮物を選んでしまいます(^_^;)
アルバム冒頭から愛のテーマで始まる構成にいささか恥ずかしさを覚えますが、
この愛のテーマ、なかなかの美メロを持った名曲です。
劇伴の方も、地味ではありますが全くのアンダースコアというのは少なく、
力強さを持った格調の高いスコアが多く、聴き応えがあります。
おそらくウィリアムズ初期の傑作に数えられるんだろうなあ。
この映画、１９４４年にも映画化されているようですが、
こっちの方は、バーナード・ハーマンがスコアを担当。
どうもハーマンというと「アルゴ探検隊」やら「悪魔の赤ちゃん」といった無骨でを想像してしまうので、
どんなスコアだったのか興味津々。
サントラがCD化されるのは、これで確か３度目。
これまでは、That's EntertainmentやSilva Screenといったイギリス盤でしたが、
今回は、アメリカのLa-La-Landレーベルから2000枚限定で発売されました。
収録曲は、LPと同じですが、今回はアルバム・マスターからリマスタリングしてあるので、
これまで発売された英国盤よりは音がずっといいはずです。
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