今日は、過去記事です。
MAD MAX
監督:ジョージ・ミラー
音楽:ブライアン・メイ
主演:メル・ギブソン、スティーヴ・ビズレイ、ヒューキース・バーン、ジョアンヌ・サミュエル、ティム・バーンズ
1979年 オーストラリア映画
本日は、メル・ギブソンの出世作を紹介します。
彼はもともとニューヨークの生まれですが、家族とともに10代の頃にオーストラリアに移住し育ったことから、オーストラリアの映国界でデビューしたようです。
ストーリーは、近未来のオーストラリアを舞台に、凶悪な暴走族集団と警察がし烈な戦いを繰り広げる中、
妻子を殺された警官マックスが改造パト「インターセプター」を駆使して復讐を果たすというお話で、
カーアクションのスピード感がすごい作品です。
実際に車やバイクをぶちこわしてるので、CGには無い迫力があります。
あまりの過激なアクションのため、撮影中にオートバイに乗ったスタントマンが事故死しているそうです。
このマッドマックス、実は英語音声は吹き替えだそうです。
メル・ギブソンはアメリカ生まれなのに、成長期をオーストラリアで過ごしたため、
オーストラリア訛りがひどくて、アメリカ公開に際しては吹き替えされてしまったようです(^^;)
タイトな革ジャンにプロテクターのついた警察のコスチュームがすごくカッコよかったのを覚えています。
音楽は、オーストラリアの作曲家ブライアン・メイ。
イギリスのロック・バンド「クイーン」のギタリストとは同名異人です。
たまに勘違いする人がいて、「ロック・ミュージシャンなのに本格的なスコアを書く」なんて評価されてますが、
全く別人の映画音楽作曲家なので正統派スコアが書けて当たり前なのです(^^;)。
この人は意図してそうしているのかは定かではありませんが、バーナード・ハーマンばりの実験的な作風のスコアを書く人のイメージがあって、
本作でもその奇抜なオケの編成は特質に値します。
木管楽器を極力廃して、金管とパーカッション中心の特殊な編成で迫力あるスコアを書いています。
予算的な問題からオケの人数はお世辞にも多いとは言えませんが、
ハリウッド作品にはあまり無い、野性的で独創性溢れるスコアを完成させています。
サントラはCDが発売されており、たぶん現在も入手可能かと思われます。
CDは、ボーナストラック1曲が追加収録されています。
明確なメロはありませんが、「ダイ・ハード」や「マトリックス」あたりを彷彿とさせる、
短いフレーズの積み重ねでメロディを構成していて、一度聴いたら忘れません。
なお、日本公開時にメイン・タイトルとして「串田アキラ」が歌う主題歌が流れたそうです。
日本人が作曲した歌ですが、なかなかカッコよくて僕もシングル盤を持ってます。
歌詞はすべて英語で、イントロのドラムが「通好み」でした。
(このイントロ、実際に叩いてみると結構難しいです。)
・・・・・と、ここまでが過去記事。
先日、本作をDVDで久々に本編を鑑賞。
ブルーレイ版は鮮明な画像なんでしょうが、さすが廉価版と思しきDVD、画質はかなり粗い。
でも、そこがまた低予算アクションっぽくて良かったりします。
まあ、普段僕が観ているマカロニアクションのDVDなんか、これよりずっとヒドいもんなあ。
そう思えば十分我慢できる範囲。
単純なストーリーや心理描写をビジュアル化したわざとらしい演出などはご愛嬌ですが、
さすが改造バイクやインターセプターの疾走シーンの迫力はスゴい。
エキストラの暴走族は、ホンモノを使ったとか。
どうりで・・・演技にしてはあまりにリアルだと思った(笑)。
スコアも本編を重ね合わせてみると、やっぱりいい。
ハリウッドスコアとは違う「いびつ」で「安い」音ですが、
映像にはぴったしだなあ。
エンド・クレジットにはサックスのソロをフィーチャー。
どこか郷愁を誘うスコアです。
この人は意図してそうしているのかは定かではありませんが、バーナード・ハーマンばりの実験的な作風のスコアを書く人のイメージがあって、
本作でもその奇抜なオケの編成は特質に値します。
木管楽器を極力廃して、金管とパーカッション中心の特殊な編成で迫力あるスコアを書いています。
予算的な問題からオケの人数はお世辞にも多いとは言えませんが、
ハリウッド作品にはあまり無い、野性的で独創性溢れるスコアを完成させています。
サントラはCDが発売されており、たぶん現在も入手可能かと思われます。
CDは、ボーナストラック1曲が追加収録されています。
明確なメロはありませんが、「ダイ・ハード」や「マトリックス」あたりを彷彿とさせる、
短いフレーズの積み重ねでメロディを構成していて、一度聴いたら忘れません。
なお、日本公開時にメイン・タイトルとして「串田アキラ」が歌う主題歌が流れたそうです。
日本人が作曲した歌ですが、なかなかカッコよくて僕もシングル盤を持ってます。
歌詞はすべて英語で、イントロのドラムが「通好み」でした。
(このイントロ、実際に叩いてみると結構難しいです。)
・・・・・と、ここまでが過去記事。
先日、本作をDVDで久々に本編を鑑賞。
ブルーレイ版は鮮明な画像なんでしょうが、さすが廉価版と思しきDVD、画質はかなり粗い。
でも、そこがまた低予算アクションっぽくて良かったりします。
まあ、普段僕が観ているマカロニアクションのDVDなんか、これよりずっとヒドいもんなあ。
そう思えば十分我慢できる範囲。
単純なストーリーや心理描写をビジュアル化したわざとらしい演出などはご愛嬌ですが、
さすが改造バイクやインターセプターの疾走シーンの迫力はスゴい。
エキストラの暴走族は、ホンモノを使ったとか。
どうりで・・・演技にしてはあまりにリアルだと思った(笑)。
スコアも本編を重ね合わせてみると、やっぱりいい。
ハリウッドスコアとは違う「いびつ」で「安い」音ですが、
映像にはぴったしだなあ。
エンド・クレジットにはサックスのソロをフィーチャー。
どこか郷愁を誘うスコアです。
今では、i-Tunesでダウンロード版も入手可能です。