※ みなさん、ご心配をおかけして申し訳ありません。
まだ肋骨のあたりが痛むので、一度横になると起き上がる時に、
「いててて・・・」と言わずにはいられない痛みが走るので、
ベッドに横になるのはちょっとした勇気がいります。
それでも、久しぶりなので今夜は頑張ってアップします。
USED CARS
監督:ロバート・ゼメキス
音楽:パトリック・ウィリアムズ
出演:カート・ラッセル、ジャック・ウォーデン、ゲリット・グレアム、フランク・マクレー、デボラ・ハーモン、ジョセフ・P・フラハティ、ディック・ミラー、マーク・マクルーア
1980年 アメリカ映画
ロバート・ゼメキスの監督第2作にして、ハチャメチャなスラップスティック・コメディの迷作。
ロバート・ゼメキスも今ではすっかりビッグ・ネームになってしまったので、もうこんな映画二度と撮ることはないでしょう。
いい意味でメチャクチャな映画です。
製作総指揮は、なんとスティーヴン・スピルバーグ。
2軒の中古車販売店同士のセールス合戦が段々エスカレートしていくという様を描いた作品です。
若き日のカート・ラッセルがあの手この手でセールスを繰り広げる若手社員を演じています。
性格の違う兄弟社長の2役を演じたジャック・ウォーデンの演技も楽しい。
何より、次第にエスカレートしていく販売合戦が面白い。
半裸のお姉さんを車の上で躍らせてみたり、アメフトの試合中継の途中で電波ジャックして勝手に車のCM流してみたり、クライマックスでは250台の車の大行進(大暴走?)シーンまであります。
この過熱する販売合戦の中で、米ペントハウス誌のペット、シェリル・リクソンのお〇ぱいポロリシーンなんてうれしいオマケがついてます。
高校生の頃、この映画のパンフだけ古本屋で入手したのですが、
このポロリシーンもしっかりスチールが掲載されていて、
子供心に「こ、この映画、み、観たい(;´Д`)ハアハア」と思ったものです。
シェリル・リクソン
↓
音楽は、パトリック・ウィリアムズ。
TVムービーの仕事が圧倒的に多い人で、ジャズ、フュージョン系のライトな感覚のスコアを書かせるとかなり上手い。
もともとビッグ・バンド系ジャズの曲を書いたり、ポップスのアルバムでオーケストラ・アレンジをやったりする人なので、フュージョン・タイプの曲はお手のものなのでしょう。
これまでに手がけたTVムービーは100本を超えるとか(劇場用映画は65本以上だそうです)。
本作のスコアもフュージョン感覚が溢れる陽気なスコアに仕上がっています。
タイトルトラックとなる「ユーズド・カー・マーチ」も、マーチなんだけど、
ジャズっぽいフィーリングがミックスされたスインギンな(こんな言い方あるんだっけ?(~_~;))曲になっています。
このモチーフを使ったC&W調の主題歌もあって、Bobby Bareというおっさんが歌ってます。
劇伴の中には、ローズをフィーチャーした、スタッフのナンバーに激似のインストがあったり思わずニンマリ。
ねちっこいリズムがあまりにスタッフっぽいので、まさかスティーヴ・ガッドが叩いてるんじゃないかと
クレジットを確認してみると、パーカッションパートのメンバーの中にピーター・アースキンの名前が・・・・。
ああ、じゃあこれってピーターが叩いてるのかもなあ、と思わず納得。
つい先ごろ、米LA-LA-LANDレーベルから、遂に2000枚限定でサントラが発売されましたが、
今回のCD化にあたっては、なんとアーネスト・ゴールドによるボツスコアもフルで入ってます。
それにしても、この映画にアーネスト・ゴールドのスコアは真面目すぎるだろ~という感じで、
ボツも当然かと思ったのですが、聴いてみると意外にアーネスト・ゴールドのスコアもなかなか頑張っていて驚きです。
「栄光への脱出」や「戦争のはらわた」のイメージが強すぎて、クソ真面目なスコア(失礼)しか書かない人かと思ってましたが、劇伴の中には結構イケそうなトラックもありました。
ただ、エンド・クレジットはさすがにこの人らしい「真面目」な風合いを持った曲になっていて、これは本編には合わないなあと納得。
このCD、76分たっぷり収録されていて大満足です。
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