SOMEBODY KILLED HER HUSBAND
監督: ラモント・ジョンソン
音楽: アレックス・ノース
出演: ファラ・フォーセット=メジャース、ジェフ・ブリッジス、ジョン・ウッド、タミー・グライムズ、ローレンス・ギタード
1978年 アメリカ映画
TVシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」で一世を風靡したファラ・フォーセット=メジャースの劇場映画主演第1作。
あのブロンドのクルクル巻き髪「ファラ・カット」も、アメリカでは流行ったそうです。
本作は、「シャレード」と邦題がついていますが、本家「シャレード」とは何のカンケイもありません。
華麗なタッチの洒落たラブ・ロマンスということで、とりあえず「シャレード」と付けてみたのでしょう。
オリジナル・タイトルは、「誰かが彼女の夫を殺しちゃった」(かなりありきたりなタイトルです。)
監督は、「リップスティック」や「ワン・オン・ワン」から、果てはB級SF「スペース・ハンター」まで手がけるラモント・ジョンソン。
ストーリーは、クリスマスを間近に控えたニューヨークを舞台に、デパートで出会った童話作家に心惹かれた若妻が、
作家とこっそりデートを重ねるうちに、ある日夫が何者かに殺されてしまいます。
2人に殺人の容疑がかかることを恐れて、若妻と作家は警察には通報せずに独自に犯人捜しを始める・・・・というお話。
ファラのニューヨーク・ファッションの華麗な着こなしなど、ファラの魅力を堪能するには映画かも知れませんが、
お話としてはかなり無理があります。
だいだい、殺された夫を冷蔵庫に隠してから、犯人捜し始めるなよなあ。
これ、死体遺棄じゃん。
アメリカでは、これ犯罪にならないのでしょうか。
まあ、でもオシャレな作品なので、細かい点を気にしなければそれなりに楽しめる1本です。
音楽は、何故か巨匠アレックス・ノース。
サントラは、LPしかリリースされておらず、しかもそのLPも日本でしかリリースされませんでした。
例のキング・レコードのセブン・シーズレーベルから出たやつで、当時は日本独自のリリース盤が結構ありました。
さすがに巨匠らしく、オーケストラによるクラシカルで格調高いスコアがベースになっています。
ピアノの流れるようなメロディも素晴らしく、風格を感じさせます。
しかし、何故か時折、コミカルな雰囲気が盛り込まれるので驚きます。
トムとジェリーみたいな劇伴が入ったり、ものすごいサイケなファズがかかったエレキギターが出てきたり、
案外、巨匠、スコアの中で遊んでるみたいです。
さらには、まるでヘンリー・マンシーニみたいな洒落たジャズ・チューンも入っていて、
これ、ホントに巨匠が書いたんだろうかと不思議な感じがします。
バラエティに富んだ内容で、生真面目なスコアにはなっていないので、
アルバム単独で鑑賞しても全く問題はありません。
最近の雰囲気重視のアンダースコア中心のサントラを聴いていると、
こういう70年代のマイナーなサントラが新鮮に聴こえてきます。
おっと、ニール・セダカが歌う主題歌「愛は華麗に(Love Keeps Getting stronger Everyday)」は
サントラLPには未収録です。
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