BUCK ROGERS IN THE 25TH CENTURY
監督: ダン・ホラー
音楽: スチュー・フィリップス
出演: ギル・ジェラード、エリン・グレイ、パメラ・ヘンズリー、ヘンリー・シルヴァ、ジョセフ・ワイズマン、ティム・オコナー
1979年 アメリカ映画
平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・
「宇宙空母ギャラクティカ」でちょっとコケちゃった製作者グレン・A・ラーソンが、次に題材に選んだアメコミ・ヒーローもの。
ストーリーは、冷凍睡眠に入った主人公が、機械の故障で500年眠り続けた末に解凍されて、
未来世界で宇宙飛行士として活躍する・・・・・みたいなお話です。なんだか「フラッシュ・ゴードン」の親戚みたいな設定ですが、いかにもTVムービーな安っぽいSFXがトホホな作品。
チープでいかにも着ぐるみなロボットがご愛嬌。
もともとアメコミが原作なので、SFXは安っぽくてもヒーローものとしてさっくり観れるところがいかにもTVムービーらしい。
劇場公開の話もあったようですが、なぜか取りやめになったようです。
水曜ロードショーだったか日曜洋画劇場だったかで放映され、
その後、TVシリーズとしても3年間に渡って放映されました。でも、僕の地元ではTVシリーズは観た覚えが無いなあ。
音楽は、「宇宙空母ギャラクティカ」と同じくスチュー・フィリップス。
この人は、なかなかキャッチーなメロを書く人で、「宇宙空母ギャラクティカ」もそうでしたが、
本作もヒーローものとして、しっかりしたメロを持ったテーマ曲を提供しています。・・・・とは言うものの、オケが小編成なので、チープさ加減がやっぱりTVムービー・スコアの領域を出ない演奏になっています。
とはいえ、劇伴の中には、ピコピコ・シンセを使ったシンセサイザー・ミュージックもあって結構楽しめます。
一応、テーマ・モチーフを使った主題歌もあって、キップ・レノンが歌っています。これがなかなかAORな仕上がりの歌で、スチュー・フィリップスが作ったとは思えない出来映え。
AOR系のソングライターが誰か協力してそうです。
サントラは、Intrada Special Collectionシリーズから限定盤でCDが出ています。
もう発売されてから何年も経つのですが、いまだに残っているようです。
キャッチーなメロの佳作なので、この手のSFが好きな方は買って損はないかと思います。
ただ、チープなのでそれを承知でお聴きになることをオススメします。
・・・と、ここまでが過去記事。
その後、同じくIntradaレーベルから、2013年に3枚組、2014年に4枚組のCDが発売され、さらに現在では1枚もののダウンロード版も発売されています。
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