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マダム・クロード

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MADAME CLAUDE
監督: ジュスト・ジャカン
音楽: セルジュ・ゲンズブール
出演: デイル・ハドン、フランソワーズ・ファビアン、モーリス・ロネ、クラウス・キンスキー、マレー・ヘッド
1976年 フランス映画

 

 

平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。

 

 

「エマニエル夫人」のジュスト・ジャカン監督が、パリの上流社会の舞台裏を描くサスペンスタッチのエロティック映画。
政界の大物に高級娼婦を世話する元締めマダム・クロードが実は娼婦と政治家のエッチ・シーンを隠し撮りしてて、
それをネタにのし上がっていこうとするストーリーです。
・・・が、ストーリーはあって無いようなもので、随所で挿入されるエロティックなシーンが売りの映画という感じです。
まあ子供の頃の記憶なので、そっちのイメージばっかりが鮮明なだけで、
実は今見るとそれなりのサスペンス作品だったりするかもしれません(^_^;)
主演のデイル・ハドンって、その後ジャン・クロード・ヴァン・ダムの「サイボーグ」に出ててビックリしました。

 

 

 

 

音楽は、ヨレヨレのエロおやじセルジュ・ゲンズブール。
このおやじ、どエロじじいというイメージしかないのですが、
実はこの映画のサントラは、かなりモンドで渋谷系な音をしていてビックリです。
意外と音楽のセンスは繊細だったりします。
さすがおフランスの作曲家だけのことはあります。
クラビノーバやローズなんかの音が入って、結構ファンキーなスコアが聴けるフレンチ・フュージョンといった趣のアルバムです。

意外な拾いモノだと思ってたら、日本盤CDまで出てました。
本編はとっくに忘れ去られたエロ映画だと思うのですが、音楽がモンドだと日本で再評価されるようです。
それにしても、ジェーン・バーキンもよくもまあこんな小汚いおっさんとひっついたもんだと思います。
そのジェーン・バーキンのウィスパー・ヴォイスのエロい歌「哀しみの影」も入っています。




・・・と、ここまでが過去記事。

この作品もダウンロード版が入手可能になっています。










 


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