BITE THE BULLET
監督: リチャード・ブルックス
音楽: アレックス・ノース出演: ジーン・ハックマン、キャンディス・バーゲン、ジェームズ・コバーン、ベン・ジョンソン、ジャン=マイケル・ヴィンセント、サリー・カークランド、イアン・バネン
1975年 アメリカ映画
平日じゃないけど過去記事アーカイブシリーズ・・・😅
リチャード・ブルックス監督が撮ったちょっと風変わりなウェスタン。
数100キロに及ぶ大陸横断「馬の耐久レース」に参加する人々のドラマを描いた作品で、
いろんな人間模様が描かれていて、そのせいか上映時間が2時間を超えてしまっています。
ブルックス監督にしては、骨太すぎずむしろライトな感じの映画なのでそんなに力まずに観ることができます。
過酷なレースを続ける中で生まれるライバル同士の連帯感やクライマックスでのエピソード等、
思わずジーンとなっちゃうシーンもあり、観ていて飽きさせません。
まあ、僕の中ではジーン・ハックマンにジェームズ・コバーンが出ていて面白くないはずがないという感じです。
この2人が出ていれば、それで十分という感じになってしまいます。
原題は、レース中に虫歯が痛むインディアンに弾丸の薬莢を噛ませて痛みを和らげるシーンがあるのですが、
そこからきているようです。
関係ないけど、Deep PurpleのIan Gillanも自分のバンドでBite The Bulletって曲やってたなあ。
音楽は、アレックス・ノース。
この人のスコアって案外と持っていないのですが、「コマンド戦略」や「スパルタカス」等といったお気に入りの作品があって侮れません。
本作も僕のお気に入りの1つ。
設定が設定だけに、無骨なウェスタンスコアとは一線を画しますが、
コミカルな中にも迫力を持った聴き応えのあるスコアを提供しています。
アレックス・ノースといえば、硬派なイメージが先行しますが、この作品では
この人にしては結構肩の力を抜いたにぎやかなスコアを聴くことができます。
さらに、メキシカン風味のソースミュージックも書いていて、
興味深い内容となっています。
1975年アカデミー作曲賞ノミネートも納得のスコアです。
(ちなみに、この年の作曲賞は「ジョーズ」でした。この年は他のノミネート作品も強豪揃いでした。)
この映画、公開時には残念ながらサントラは発売されませんでした。
その昔、アメリカで限定盤LP(プロモ盤?)が出たようで、学生の頃それを見つけたのですが、
高価だったので買いそびれてしまい長らく手に入らない状態が続いてました。
CDの時代になっても長らくサントラは発売されず、
1999年にベルギーのPrometheusレーベルから限定2500枚でようやくCDが発売されました。
この、レーベル、当時はいろんな未発表サントラ出してがんばってました。
しかし、それも今では廃盤。名盤なのになあ・・・。
ちょっとコミカルで躍動的な素晴らしいウェスタン・スコアなので、再発してもらいたいものです。
・・・と、ここまでが過去記事。
現在は、ダウンロード版が入手可能になっていますので、手軽に音源を楽しむことができるようになりました。
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