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Channel: サウンドトラック秘宝館
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がんばれ!ベアーズ

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THE BAD NEWS BEARS
監督:マイケル・リッチー    
音楽:ジェリー・フィールディング    
出演:ウォルター・マッソー、テイタム・オニール、ヴィク・モロー、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョイス・ヴァン・パタン、ベン・ピアッツァ、クリス・バーンズ、エリン・ブラント、ゲイリー・リー・キャヴァナロ    
1976年 アメリカ映画

 

 

平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・。


 

 

70年代スポーツ・コメディの傑作。
子供たちが主人公ですが、大人でも十分楽しめる内容になっています。
当時かなりヒットして、第3弾まで製作されて、TVシリーズにもなりました。
ウォルター・マッソーも顔負けなテイタム・オニールの好演が印象に残る作品です。
問題児ばかりの弱小チームに助っ人が表れて、チームが一丸となって成長していくという、
とってもベタなプロットなのですが、マイケル・リッチーの演出の上手さもあって退屈することなく鑑賞できます。
ストーリーは、元プロ野球選手で今は清掃の仕事をしている男に、弱小少年野球チームの監督のオファーが舞い込んできます。
メンバーは問題児ばかりですが、男は元恋人の娘にスポーツ万能の不良少年を加えてチームの立て直しを図り、
メンバーも次第に結束を強めていく中で、試合で段々と頭角を現していく・・・というお話。
てんでバラバラな問題児ばかりのチームが一つにまとまっていく過程や、共通の目標に向かって一丸となっていくところ、投手として抜群の才能を持った少女が途中で腕を故障し上り調子のチームがピンチに陥るところ等々、
ベタベタな設定ですが、うまい具合に演出されています。

 

 



音楽は、ジェリー・フィールディング。
クラシックの「カルメン」をモチーフに持ってきたスコアが有名です。
スポーツ・コメディなので、いつものフィールディング節は極力抑えられています。
若干スネアドラムのパターンにフィールディングらしさを垣間見ることができますが、
パッと聴いただけでは、フィールディングとは分からない「楽しい」スコアになっています。
そもそもフィールディングは硬派なアクションを中心とした仕事が多いので、
こういう陽気なスコアは大変珍しく貴重だと思われます。
そんな楽しいスコアなのですが、これまでサントラは発売されませんでした。
しかし、この度シリーズ3作まとめて念願のCD化が実現しました。
1作目からちゃんとステレオ音源で、当時の蔵出し音源としてはクリアな音を楽しむことができます。(但し、各曲の長さが1分前後と短いので、1作目などは37曲も入って47分しかありません。!(^^)!)

イラストのジャケも当時のサントラの雰囲気が出ていてイイ感じ。
Quartetレーベルからの発売で、3枚組で限定1000枚のしばりがありますが、
これは持っていて損はないアルバムだと思います。

 

 



・・・と、ここまでが過去記事。

Quartet盤は、残念なプレミアが付けられてしまっているので、

ダウンロード版の発売が期待されるところです。



 

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