300: RISE OF AN EMPIRE
監督:ノーム・ムーロ
音楽:ジャンキー・XL
出演:サリヴァン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ、ハンス・マシソン、ロドリゴ・サントロ、カラン・マルヴェイ、デヴィッド・ウェンハム、ジャック・オコンネル
2014年 アメリカ映画
平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・
フランク・ミラーのグラフィック・ノベルが原作の歴史スペクタクル第2弾。
前作はスパルタ軍とペルシャ帝国の戦いでしたが、今回はギリシャとペルシャの戦いを描いています。
前作は陸戦でしたが、今度は海を舞台にした海戦モノになっています。
現代で言うところの艦隊の激しいぶつかり合いをCGを駆使してダイナミックに描いています。もともとグラフィック・ノベルが原作なので、漫画チックな描写も多いですが、
CGとはいえ血の量が半端なく、エヴァ・グリーンのおっ○い大サービスも手伝って、劇場公開時にはR15+指定になっています。
ストーリーは、前作と時間軸が被るところがあって、途中までが前作と同時進行で描かれます。スパルタ王レオニダスがたった300人の戦士でペルシャ軍を迎え撃つ一方で、
エーゲ海では、アテナイのテミストクレスが率いるギリシャ連合がペルシャ海軍と戦っていた・・・・というお話。
前作が滅びの美学的な内容だっただけに、本作ではスカッとした終わり方をします。
本作を観るには、まず前作で予習をしておくことをオススメします。その方が絶対面白い。
今回は、ヘンテコな色仕掛け和平交渉みたいなシーンがあり、
劇場でこれを観た人はさぞビックリしたことでしょう。
エヴァ・グリーンの大きなおっ◯いがスクリーンにど~んと映し出されます。
敵の将軍同士が激しく合体するって、どういう発想なんでしょう。
サービスショットとしか思えないこのシーン、必要ないと思うんだけど。
音楽は、ジャンキーXL。
オランダのビッグ・ビート系のエレクトロニカ・アーティストです。
いろんなアーティストのリミックスでも知られる人です。
ラムシュタインやフィア・ファクトリーのリミックもやっていて、
おっさんにはロックのフィールドで馴染みのある人です。
サントラでは、今回初めて耳にしました。基本的にはデジロック、ノイズ、インダストリアル調の劇伴で、
ドスの利いたパーカッションの使い方など、
なんとなく前作のタイラー・ベイツを意識した作りになっているように思えます。
重厚なパーカスとアラビックなメロディの応酬がカッコいいスコアが、メイン・タイトル的な扱いになっています。
もっとロック寄りのスコアかと思っていたのですが、
リサ・ジェラード風の女性コーラスが入ったり、意外と真っ当な史劇調のスコアになっているのがちょっと意外。
エンド・タイトルは、基本的にジャカジャカいってるだけでたまにメロがちょっと出てくるという、味も素っ気もないスコアで閉口したのですが、実は本編ではこのスコアをバックに、ブラック・サバスのウォー・ピッグスが流れるという
趣向を凝らしたエンド・タイトルになっていたのでした。
恐らく契約の問題か何かで、サバスの歌は入れることができなかったのでは?
サバス信者のおっさんとしては、フィルム・バージョンのエンド・タイトルをサントラに入れて欲しかったなあ。
ちなみにこの人、「マッド・マックス フューリー・ロード」のスコアも担当しているようで
こちらも楽しみです。
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