CROSSED SWORDS
監督:リチャード・フライシャー
音楽:モーリス・ジャール
出演:オリヴァー・リード、ラクエル・ウェルチ、マーク・レスター、ジョージ・C・スコット、チャールトン・ヘストン、デヴィッド・ヘミングス、アーネスト・ボーグナイン、シビル・ダニング、ハリー・アンドリュース
1977年 イギリス/アメリカ映画
平日の過去岸 記事アーカイブシリーズ・・・
アメリカの作家マーク・トウェインの有名な児童文学の確か3度目となる映画化作品。
10歳くらいの王子役を当時20歳前のマーク・レスターが演じてしまっていますが、
細かいところを気にしなければそこそこ楽しめた・・・・ような気がしてます。
(というのも、実はこの映画、中学生の頃テレビで観て以来、観たことないのです。)
ストーリーは、16世紀のイングランドを舞台に、若き日のエドワード6世?を主人公にした物語で、
簡単に言うと、王子と王子にそっくりな貧しい少年が出会って、好奇心からお互いに服を交換して、
相手の生活を体験しようとすることから始まる冒険譚・・・というお話になっています。
監督はリチャード・フライシャーだし、キャストも70年代スターが大挙出演しているし、
かなり贅沢な作品になっている・・・という記憶があります。
今度、久しぶりに観てみようかな。
本作のタイトルに関しては、どうやら「乞食」という表現がよろしくないようで、その後に製作されたリメイクなどは、「新・王子と少年」なんてタイトルになってます。
「王子と乞食」の方が語呂がよくて好きなんですが・・・・。
なお、上のキャストの中にお○ぱい星人が2人含まれています。
音楽は、巨匠モーリス・ジャール。
70年代のジャールは不振な時期があったようですが、
本作のスコアはテレビで観た瞬間に「これはいい!」と気に入ってしまいました。
ちょうど当時は、テレビで放映された映画のテーマ曲をラジカセに録るクセがあって
この映画も何も知らずにオープニングを録音したらテーマが良くて、
「ラッキー!」と思って次の日レコード屋にサントラが無いか探しに行った記憶があります。
でも、レコード屋のカタログを観ても本作のサントラは記載がありません。
当時は、情報源といったら、レコード屋に置いてある会社毎のカタログぐらいで、
サントラは出てないのかなあと半ば諦めていたところ、
高校生になってSUMIYAの存在を知り通販カタログを入手したら、
その中に米盤LPを発見、大喜びでオーダーしたという懐かしい記憶があります。
メイン・タイトルは、ジャールの作品の中ではダイナミックな作風の中にも軽快な雰囲気があって聴きやすい曲。、
ジャール独特の個性的なアクは控えめ。
劇伴も、中世コスプレ・ムービーに相応しい堂々たるスコアが並んでいます。それもそのはず、演奏はナショナル・フィルでした。
LPジャケのデザインも結構お気に入り。
CDは、米FSMから増曲無しのリマスターものが発売されていますが、
何故かCDはいまだに手に入れてません。
そのうち買おう買おうと思ってもう何年も過ぎてしまいました。まだ廃盤になってないよなあ。
・・・と、ここまでが過去記事。
あれからFSM盤も入手しておっさんの愛聴盤の一つになっているのですが、ダウンロードは出ていないようです。
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