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Channel: サウンドトラック秘宝館
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ネブラスカの一匹狼

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RINGO DEL NEBRASKA
監督:アンソニー・ロマン
音楽:ニーノ・オリヴィエロ
出演:ケン・クラーク、イヴォンヌ・バスタイン、ピエロ・ルリ、ピーター・カーター、アルフォンソ・ロハス
1965年 イタリア映画

さすがにずっとパチモン紹介してないと、だんだん禁断症状が出てくるので・・・久々のマカロニ・ウェスタン。
しかも、あんまし有名じゃないやつをご紹介。
どことなくシェーンのパチモンみたいな雰囲気もある小粒なマカロニ。
ストーリーは、いかにも西部劇なお話で、悪党一味に牛や財産を狙われている牧場主のもとへ
仕事を求めて一人の流れ者が現れます。
牧場主に雇われることになった流れ者は悪党一味と対決したり、牧場主の奥さんと仲良くなっちゃったり、そして最後には悪党を倒してめでたし、めでたしでどっかへ行っちゃう
・・・・というお話。
なんかこれだけ見るとすっげえつまんない映画だなあ。
主演は、なんとパチモン・マカロニ・スパイ・アクションでお馴染み「077」ことケン・クラーク。
ケン・クラークのマカロニ・ウェスタンって珍しい。
あんまり聞いたことがありません。
スパイカメラとか、いきなり持ち出すのではないかと錯覚に陥ります。


音楽は、ニーノ・オリヴィエロ。
手掛けた作品はそんなに多くない人だと思います。
この人のことあんまり知らない。
「続・世界残酷物語」などを手掛けているようです。
主題歌は、なんとも言えない微妙な曲。
情熱的な巻き舌のイタリア語でおっさんが熱唱するタイプの歌ですが、
歌メロがあんましカッチリしてないので、さほど印象に残りません。
ところが、これが劇伴になるとこのモチーフが生きてきます。
曲によって生ギターやハーモニカがソロを取って、同じモチーフをこれでもかと使いまわします。
劇伴はそこそこいいのに・・・なんでだろう、歌ってたおっさんに問題があるのかなあ。
その問題の主題歌を歌っているのが、ヴィットリオ・ベッツィというおっさん。
サントラは、日本では主題歌だけが他のマカロニ・ウェスタンとのカップリングの4曲入りシングルとして発売されていました。
「これぞマカロニ・ウェスターン第3集」という間抜けなタイトルが付いてました。
スコアは、2005年になってやっと伊GDMからCDが発売されました。
蔵出し音源なので、主題歌以外はタイトルがついてません。
みんなSequenceというタイトルで番号がふってあるだけです。
この手の表記はほんと味気なくて嫌なものです。
曲のタイトルぐらい付けてもいいんじゃないかなあと思います。
でも、ジャケは意外にカッコいい。


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