THE MARSEILLE CONTRACT
監督:ロバート・パリッシュ
音楽:ロイ・バッド
出演:アンソニー・クイン、マイケル・ケイン、ジェームズ・メイソン、マルセル・ボズフィ 、モーリス・ロネ、カトリーヌ・ルヴェル、レクサンドラ・スチュワルト
1974年 イギリス/フランス映画
国際色豊かなスターの競演による、いかにも70年代なおっさんが主役の渋いクライムアクション。
フランスの麻薬組織とアメリカの麻薬捜査官の戦いを描いた作品。
なんだか「フレンチ・コネクション」のパチモンのような臭いもしますが、気にしない、気にしない。
ストーリーは、ヨーロッパに潜入したアメリカの麻薬捜査官が殺し屋によって次々に殺害されたことから、
上司の捜査官が単身渡欧、目には目をということで、
現地の警察を通じて殺し屋を依頼します(この辺はなんか無茶苦茶だなあ)。
この殺し屋が実は捜査官とは旧知の仲だったことから、
麻薬ルート壊滅計画は着々と進みますが・・・・・というお話。
クールなアンソニー・クインとマイケル・ケインの演技が素晴らしい。
「フレンチ・コネクション2」のような落とし前の付け方もカッコいい。
いつも言ってますが、僕はマイケル・ケインが出る映画はどんな映画でも高評価。
この映画も久々に観てみたいのですが、確かDVDになってないんだよなあ。
今の時代、こういう昔の渋いアクションは需要が無いんでしょうね。
あ~、残念。
音楽は、ロイ・バッド。
この人のスコアは、どれを取ってもどこか「ワイルド・ギース」に似た部分があるので、
「ワイルド・ギース」で育ったおっさんとしては、どのスコアもデジャヴな感じがしてとても楽しめます。
例によって、大人のアクションに花を添える哀愁のイージーリスニングなスコアが美しい。
それに加えてクールなジャズテイストのサスペンス・チューンがあったり、
ブラスやパーカスが冴えるアクション・スコアがあったり、飽きさせません。
サントラは、公開当時にはフランスからシングル盤が出たらしいのですが、
LPは発売されませんでした。
その後、今から15年ぐらい前にイギリスのCastle Musicレーベルから、
ロイ・バッドのサントラが大量に発売されたのですが、
その際にようやく本作もサントラが発売されました。
とはいうものの、もともとサントラとして体裁を整えたものではないので、
曲のタイトルもほとんどがMC/M1とか、味気ないものです。
まあ、でも曲がいいので我慢、我慢。
現在では、ちょっと入手が難しいかも知れませんが、
個人的にはかなりお気に入りの1枚です。
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