CUBA
監督：リチャード・レスター
音楽：パトリック・ウィリアムズ
出演：ショーン・コネリー、ブルック・アダムス、ヘクター・エリゾンド、ジャック・ウェストン、デンホルム・エリオット、マーティン・バルサム、クリス・サランドン、ロネット・マッキー、ウォルター・ゴテル
１９７９年 アメリカ映画
ショーン・コネリーが、００７ばりにキューバで革命軍相手に派手にドンパチやる傭兵アクションかと思って観ると大変な目にあうメロドラマ系サスペンス。
はるか昔に、てっきり硬派なアクションだと思って鑑賞、
「ミッドウェイ」のメロドラマパートを観た時のように落胆したのを覚えています。
しかし、このキャスト、えらく渋いなあ。
たぶんDVD出てないと思うけど、これ久しぶりに観てみたいなあ。
おっさんになって、改めて観なおすと案外印象変わったりして。
ストーリーは、イギリスの傭兵ショーン・コネリーが、キューバの政府軍に雇われ、革命軍によるテロの制圧に従事することになります。
キューバに着くと、なんとかつて愛し合った女性と再会、
彼女は今ではキューバのお金持ちの奥さんになっていました・・・
・・・が、その後の展開はご想像のとおり・・・・みたいなお話。
最近７０年代アクションやサスペンスが無性に観たくてたまりません。
音楽は、パトリック・ウィリアムズ。
この人はテレビムービーの仕事が多いせいか、
作品数はものすごく多いのにサントラには恵まれません。
「ヤング・ゼネレーション」とか「名探偵再登場」とか、
いいスコアいろいろあるのに・・・サントラ出ないかなあ。
本作はメロドラマ系ということで、激しいアクションスコアを期待してはいけません。
軽やかなパーカッションが小気味よいタイトル曲や、生ギターが甘々なメロを奏でるメロウ・チューン、女性スキャットが入る曲、ボサノバ調の曲・・・
全体的にイージーリスニング系のアルバムといえます。
しかし、中にはラロ・シフリンやロイ・バッド、マイケル・Ｊ・ルイスあたりを思わせるサスペンス・チューンもあるので、実はサスペンスやアクションスコアが好きなおっさんにもオススメです。
サントラは、公開当時は発売されず、米Kritzerlandレーベルから1000枚限定でようやくCDが発売されました。
1000枚限定ですが、未だに楽に入手できるので、あんまり人気ないのかなあと思ったりします。
いいアルバムなんだけどなあ。
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