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宇宙人ポール

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PAUL
監督: グレッグ・モットーラ
音楽: デヴィッド・アーノルド
出演: サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、ブライス・ダナー、ジョン・キャロル・リンチ
2010年 アメリカ映画


「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン」のサイモン・ベッグとニック・フロストが主演するSFコメディ。
ストーリーは、アメリカで開催されるコミコン(コミックの祭典?マンガを読まない僕としてはよく分からないイベント)に遙々イギリスからやってきた
オタク2人組が、旅の途中で秘密基地から脱走してきた宇宙人と遭遇、彼を宇宙に帰してあげるべく奮闘する・・・というお話。
SF映画へのオマージュやパロディが満載で、SF映画ファンにはかなり楽しめる内容になっています。
ただ、往年の「未知との遭遇」や「E.T.」などを知らない世代の人は、
そんなに面白くないというイメージを受けるかも。
出てくる宇宙人は、ブキミな「グレイ」タイプでキャラは完全に下品なオヤジ。
おっさん世代にはこれがまず笑えます。
「E.T.」と真逆だもん。
いろんな映画のパロディがちりばめられていますが、その辺はうちのブログではスルー。
興味のある方は本編をご覧下さい。
なんかこの映画では、オタク=ホモという偏見が成り立っちゃってるようですが、
アメリカのホモってマッチョのイメージがあるんだけど、どうも結びつかないなあ。
「ファンボーイズ」でも同じことを思ったのですが、
アメリカのオタクって、妙に明るいというかパワーがあるんだよなあ。
監督は、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のグレッグ・モットローラ。
サイモン・ベッグとニック・フロストのコンビが出てくるので、最初はてっきり
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライトだとばっかり思ってました。
この映画、広島サロンシネマで観たのですが、1日1回しか上映しない上に休日だったせいか満席。
しかも、前に座ったニック・フロストばりにデブの兄ちゃんが姿勢を高くして座ってるもんだから、
そいつの頭が字幕の真ん中を占領して、字幕がほとんど見えない状態。
しばらくは我慢して首を傾けて観たりしてたのですが、段々イライラしてきて、
さすがにこれではせっかくの映画を楽しめないと思い、
「あんた、ちょっと頭下げてもらえん?字幕が全然見えんが。」と文句言ってしまいました。
みなさんも床に傾斜があんまりついていない劇場では、
後ろの人の迷惑を考えて座りましょう。



音楽は、デヴィッド・アーノルド。
ロードムービーっぽい作りの作品なので、
この人にしては珍しくハーモニカをフィーチャーしたライトなモチーフが出てきます。
SFのスコアとは思えないほのぼのとした曲調です。
「インデペンデンス・デイ」のようなスコアを期待すると肩すかしを食らいます。
でも、SFなのでさすがにラストの宇宙への帰還シーンでは、やはり壮大なスペオペ風のスコアが出てきます。
これがフルオケに女性コーラスをあしらった「未知との遭遇」のクライマックスみたいなイメージのスコアです。
デヴィッド・アーノルドといえば、最近では「007」の作曲家としてのイメージが定着していますが、
007ばりのアクション・スコアも追跡シーンでちょっぴり顔を出します。
さすが、この手のスコアを書かせると上手いですね。
サントラは、デヴィッド・アーノルドのスコア12曲と既成曲10曲の計22曲入りです。
一応、半分ずつという構成ですが、スコアの方は1曲1曲の収録時間が短いのでちょっと残念。
歌モノは、Todd Rundgrenの「Hello It's Me」(名曲!)やらB-52'sといった僕のお気に入りアーティストの曲から
Marvin Gaye、ELO、The Only Ones、Grover Washington Jr、Max Romeo等々が入っています。



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 David Arnold " Road Trip Number 1 "
 Paul - David Arnold





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