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Channel: サウンドトラック秘宝館
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サイレント・パートナー

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THE SILENT PARTNER
監督:ダリル・デューク
音楽:オスカー・ピーターソン
出演:エリオット・グールド、クリストファー・プラマー、スザンナ・ヨーク、セリーヌ・ロメス、マイケル・カービー、ケン・ポーグ、ジョン・キャンディ、ショーン・サリヴァン
1978年 カナダ/アメリカ映画


エリオット・グールド演じる銀行員とクリストファー・プラマー演じる強盗犯人との駆け引きが面白い傑作サスペンス。
先の読めない展開にグイグイ引き込まれた記憶があります。
ストーリーは、真面目な銀行員が窓口対応をしていると、
サンタの格好をした強盗が金を要求しようと窓口まで来ようとしますが、
あと一歩のところで邪魔が入り、犯人は引き返していきます。
銀行員はこれを強盗だと悟り、またやって来ると確信した銀行員は、
次に強盗が金を要求しに来た時は、
金を渡す際にどさくさに紛れて自分もお金を頂いちゃおうと計画します。
計画はまんまと成功しますが、
公表された被害金額と自分が強奪したお金の金額が違いすぎることに気づいた強盗犯人は、
銀行員に残りの金を渡すよう脅迫しますが、
冴えない銀行員と思わせて、この男、結構頭が切れる。
大金を巡って2人の攻防が始まる・・・・・というお話。
この映画、主要な女優陣がみんなお○ぱい出しちゃいます。
さらにグロいシーンも1か所あって、公開当時、僕が通う中学校では「禁止映画」に指定されていたような覚えが・・・。
(いや、「保護者同伴」だったかな?)
そのため、この映画を初めて観たのは、ゴールデン洋画劇場だったかなあ。
この映画、面白いなあと思ったら、脚本はカーティス・ハンソンが手掛けてました。
元々は、デンマークのアンダース・ボデルソンという人の小説を元に、
1969年にデンマークで映画化されたらしいのですが、ということはこの映画はハリウッドリメイクということになるのかな?

音楽は、ジャズ界の巨匠オスカー・ピーターソン。
オスカー・ピーターソンがスコアを担当した映画って、これだけじゃないかなあ。
公開当時、サントラはPablo TodayレーベルからLPが発売されましたが、
未だにCD化されていないようです。
アルバムは、厳密な意味でのサントラではなく、劇中使用されたジャズを中心に、
全体的にジャズ・アルバムとしてのアレンジがなされています。
メンバーは、Grady Tate、Zoot Sims、Benny Carter、Milt Jackson等、豪華な面々が参加しています。
Milt Jacksonのヴァイブが素敵なセリーヌのテーマなど、
メロウなジャスがメインの大変聴きやすいアルバムに仕上がっています。
劇中、ドアの新聞受け越しに室内のエリオット・グールドを睨みつけるクリストファー・プラマーの目がジャケにあしらわれていて、とてもカッコいい。
なお、実際に本編で使用された劇伴は、ケン・ワンバーグが一枚噛んでいて、
正統派サスペンススコアになっています。
これ、オスカー・ピーターソンのLP音源とオリジナル音源併せて、完全盤でサントラ出ないかなあ。


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