LES VALSEUSES
監督:ベルトラン・ブリエ
音楽:ステファーヌ・グラッペリ
出演:ジェラール・ドパルデュー、ミュウ=ミュウ、パトリック・ドヴェール、ブリジット・フォッセー、ジャンヌ・モロー、イザベル・ユペール
1973年 フランス映画
フランス映画はあんまし詳しくないのですが、これ、ヌーヴェル・ヴァーグの系列に入るのでしょうか。
ステファン・グラッペリの軽やかなフレンチ・ジャズに救われてますが、
お話自体は結構無茶苦茶な内容です。
無責任でやりたい放題のチンピラ2人組が、行く先々でいろんな女性をたぶらかしてはヤッちゃう、ただそれだけのお話。
お○ぱい出しまくりで不感症のミュウ=ミュウと合体したり、列車の中でブリジット・フォッセーのお○ぱい吸ったり、ジャンヌ・モローおばさんと3Pしたり、あちこちで盗みを働くわ、もうメチャクチャです。
不感症のミュウ=ミュウが2人組とは別の男性と合体してみて、初めて絶頂に達したことから、喜び勇んでそのことを2人組に報告に来ますが、そのことが面白くない2人組は、彼女を抱えて川に突き落します。
ここの描写には笑った。
でも、全体的にちょいエロなだけで、女性蔑視なニオイも感じたりして、
あんまり気分のいい映画では無かったなあ。
オリジナルタイトルは、フランスのスラングで「キ○タマ」だそうです。
やれやれ。
音楽は、ステファン・グラッペリ。
このサントラは、本編の映像を流しながらほとんど即興で演奏したジャズをスコアとして採用したものだそうです。
昔のジャズ系のサントラって、こういうの多いですね。
でもそこがまた良かったりするのです。
スローなジャズがとても心地良い。
ジャズ・バイオリンって、何故かお洒落に聴こえるなあ。
あの本編からは想像も出来ない至福の音です。
参加メンバーは、モーリス・ヴァンデ(p、org)、フィリップ・キャサリーン(g)、マルク・エレム(p)、ガイ・ペデルセン(b)、ダニエル・ユメール(ds)。
サントラは、ランブリング・レコーズのサウンドトラック名作選35の中の1枚として、
ジョルジュ・ドルリューの「カルモス」とのカップリング仕様で発売されました。
本作からは7曲が収録されています。
リマスタリングが施されているので、かつてSLCから出た盤よりも音質が向上しているのではないかと思います。
サントラは、オススメ(^_^)。
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