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パリ警視J

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LE MARGINAL
監督:ジャック・ドレー    
音楽:エンニオ・モリコーネ    
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ヘンリー・シルヴァ、ピエール・ヴェルニエ、チェッキー・カリョ、ジャン・エルマン、カルロス・ソット・マヨール、ロジェ・デュマ
1984年 フランス映画

ジャン=ポール・ベルモンド主演のフランス版ダーティ・ハリーともいえる刑事アクション。
監督は、「ボルサリーノ」や「さらば友よ」で知られるジャック・ドレー。
ストーリーは、パリ警視庁の敏腕警視が、暗黒街のボスが手掛ける大掛かりな麻薬取引を捜査する中で、
罠にハマって田舎の警察署に左遷されてしまいます。
しかし、彼はボスを倒すため単身執念の捜査を続け、遂に有力な証言を掴みます。
ところが、事件を立証するための証人は殺され、挙句に親友も殺されてしまい、
怒り心頭の警視は、単身一味のアジトに乗り込んでいく・・・・・というお話。
警視なのにラフな格好で好き勝手に外へ出て捜査して、
拳銃をバンバン撃ちまくるベルモンドですが、
フランスの警視は管理職ではないのでしょうか 笑。
(まあ、映画だから細かいことは気にせず、アクションを楽しめばいいか。)
劇中、最初はリボルバーを持っていたベルモンドが、後半ではベレッタM93Rに持ち替えて撃ちまくります。
全体的に、ハリウッドのポリス・アクションを意識した作りになっていて、
フランス映画の香りはあまりしないのがちょっと残念。


音楽は、巨匠エンニオ・モリコーネ。
80年代ポリス・アクションということで、バンド・サウンドを取り入れていて、
テーマ曲を始め、ドラムとベースが小気味よいビートを刻むスコアが目立ちます。
特にベースは、スラップ(おっさん世代にはチョッパーと言った方が分かりやすか)を多用してダンサブルでフュージョンっぽい雰囲気を出しています。
このベースは何度も出てくるので、本編を観終わる頃には、「ブンッ、ベッベッ、ブンベッベッ」が頭に焼き付くことでしょう 笑。
劇伴も、同じようなバリエーションのバンド系スコアが多いのですが、
中にはポール・モーリアのようなクラシカルでイージー・リスニング調のスコアもあります。
テーマ曲の中に哀愁を帯びた展開があるのですが、サックスがソロを取るより、
劇伴のテイクのようにトランペットがソロを取った方がが好みだったなあ。
サントラは、公開時に10曲入りのLPが発売されていますが、イタリアのGDMレーベルからCDが出た後、去年フランスのMusic Boxレーベルから25曲入りのものが500枚限定で発売されました。



 

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