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Channel: サウンドトラック秘宝館
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フェイク シティ ある男のルール

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STREET KINGS
監督:デヴィッド・エアー
音楽:グレアム・レヴェル
出演:キアヌ・リーヴス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エヴァンス、ポール・ディスカント、コモン、ザ・ゲーム、マルタ・イガレータ、ナオミ・ハリス
2008年 アメリカ映画

「フューリー」のデヴィッド・エアー監督作品であることを最近になって知ったクライム・アクション。
そう思ってみれば、10数年前に観たきりの本作品も「エンド・オブ・ウォッチ」にどことなく雰囲気が似ていたような気もします(ホントか?笑)。
個人的にお気に入りのキアヌ・リーヴスが、それまでのイメージを覆すような役どころに挑戦した作品としても大変興味深い1本でもあります。
犯罪小説で有名なジェイムズ・ギルロイが脚本を書きおろしているところも特筆すべき点です。
ストーリーは、犯人を挙げるためには手段を選ばない一匹狼の刑事が、
自分を内務調査室に密告しようとした元相棒を目の前で何者かに殺され、
自分に疑いが掛かりそうになります。
彼は独自に犯人を挙げるため捜査を開始しますが・・・・というお話。
誰が黒幕か早い段階から何となく想像がついたような記憶があるのですが、
それを言っては身も蓋も無いので、
アラ捜しなんかせずにピュアな気持ちで鑑賞されることをオススメします。
演技陣もなかなか良かった印象があるので、もう一度観なおしてみようかな。



音楽は、グレアム・レヴェル。
この作品、DVDで鑑賞した時、ちょっと地味な印象だったので、
スコアが出ているとは思いませんでした。
曲によっては、DJマグズが共作していて、
共作の方が出来が良かったりするのでいささか複雑な心境。
グレアム・レヴェルらしいサスペンス調のスコアで、
明確なモチーフは無いくせに、スコアとしてはすっきりと聴けてしまう不思議なスコア。

ただ、いつものバックのストリングスが同じようなフレーズなのでデジャヴ感があるのはご愛嬌。

アクションスコアの要素も盛り込まれていて、結構派手にパーカッションが炸裂するスコアもあります。
ノイジーでインダストリアルなシンセが上手い具合に入るところなどは、
この人の経歴から考えると納得できる。
今ではすっかり映画音楽の作曲家として有名ですが、
もともとのインダストリアルな(笑)経歴を生かした楽曲をもっと映画に提供すればいいのに、
と勝手なことを思っているは私だけでしょうか 笑笑。
サントラは、ダウンロード版しか無いようで、
そのせいで見過ごしてたのかなあと思ったりしてます。

 

 

 

 




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