MIDWAY
監督:ローランド・エメリッヒ
音楽:トーマス・ワンダー、ハラルド・クローサー
主演:エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンズ、アローン・エッカート、マンディ・ムーア、ウディ・ハレルソン、デニス・クエイド、豊川悦司、浅野忠信、国村隼
2019年 アメリカ映画
今夜は、全米公開ホヤホヤの作品をご紹介。
当然、おっさんが観れるはずがありません。未見のレビューです。
とにかくでかいスケールのものを描くのが大好きローランド・エメリッヒ監督によるミッドウェイ海戦を描いた久々の海洋戦争映画。
1976年版が前半メロドラマでがっかりしたので、今回の映画化には結構期待してたりします。
今や目覚ましい発展を遂げたCGで、空母や戦闘機の空中戦など簡単に映像化することができるでしょう。
2時間超えの作品なので、バトルシーンも期待してます。
まあ今の時代、戦争映画を嬉々として喜んで観るのは、
いささか不謹慎ではないかというご意見もあろうかと思いますが、
見方によってはアベンジャーズやトランスフォーマーだって戦争映画ですから。
あくまで映画の中の話として、スカッと観たいものです。
全米では11月8日に公開ということで、どんな評判なのかさっぱり分かりませんが、
西部劇と一緒で、最近はめっきり少なくなった戦争映画ということで、
日本公開の際は、なんとか100キロ離れた劇場まで行って観たいと思っています 笑。
音楽は、トーマス・ワンダーとハラルド・クローサー。
最近のエメリッヒ監督作品といえば、もうこの2人の一択という感じで監督とは仲良しのコンビですが、ちょっと難があるのは、この人たちのスコアはアンダースコア重視で、ほとんどメロが無いこと。
本作品に関しても、1976年版のジョン・ウィリアムズのスコアが素晴らしかっただけに、
とても心配をしていました。
今月、サントラCDが米Vareseレーベルから発売されるということで、一足先にダウンロード音源を聴いてみました。
聴いてみたところ、一応、モチーフらしいものはあります。
メイン・タイトルは、最近の戦争映画スコアの主流となった「プライベート・ライアン」調のストリングス・スコアで、何となくヒロイックな感じもしますが、高揚感は希薄です。
その分、エンド・タイトルでハイブリッドなビートとマーチングスネアで鳴らすスコアが入っており、これがそこそこ「燃え」ます。
この人たちにしては、かなりいい感じのスコアではないでしょうか。
ただ、劇伴はあまり特色の無いハイブリッド・オケ・スコアです。
アクション映画によくあるパターンのスコア。
ただ、空中戦のシーン用と思われるスコアは、ちょっと面白い。
スコアの中に、戦闘機の急降下音や爆発音をイメージしたシンセが入っている。
なかなか面白いなあと変なところで感心してしまいました。
あくまで今時のスコアなので、ジョン・ウィリアムズのスコアをイメージすると肩透かしを食らうので、過度な期待はしない方が良いでしょう 笑。
しかし、このジャケは反則だ。購買意欲を掻き立てられる (^-^;
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