監督:ピーター・バーグ
音楽:ジェフ・ルッソ
出演:マーク・ウォールバーグ、ローレン・コーハン、イコ・ウワイス、ロンダ・ラウジー、ジョン・マルコヴィッチ
2018年 アメリカ映画
「パトリオット・デイ」のピーター・バーグ監督が、マーク・ウォールバーグと4度目のコラボで描くサスペンス・アクション。
マーク・ウォールバーグは4作とも製作を兼ねているので、余程この2人は馬が合うのでしょうか。
ストーリーは、架空のアジアの国を舞台に、核を使ったテロに関する重大な機密情報を持つ警官(二重スパイ)を国外に亡命させるため、
CIAの極秘チームが空港までの22マイルを護送しますが、追手の激しい追撃にチームは1人また1人と命を落としていく・・・・というお話。
上映時間が95分と短かったこともあり、B級テイストを持ったよくある特殊部隊ものかと思っていましたが、
さすがピーター・バーグ、ちゃんと最後にヒネリが利いていました。
詳しいことはネタバレになるので止めますが、冒頭の襲撃シーンがこういう結末に結びつくのかあ、と納得させられます。
お話をコンパクトにきっちりまとめているのと、激しいアクションの応酬によって、95分という短さを感じさせません。
「ザ・レイド」シリーズのインドネシア人俳優イコ・ウワイスの怒涛のファイトシーンがキレまくります。
昔からピーター・バーグ作品はお気に入りなのですが、本作品のようなテイストの作品は特におっさん好み。
この監督の「ハンコック」や「バトルシップ」のような感じも好きですが・・・・。
音楽は、ジェフ・ルッソ。
この人は、TVでの仕事の方が多いようで、サントラを聴くのは実は初めてかも知れません。
本作は、今風のサスペンス・アクションによくあるテクノ風味のジャジャジャジャ・スコアです。
ドラムパターンを打ち込みのノイズで表現し、ピアノが美しいメロディを奏で、
バックにストリングスがジャジャジャジャやってます。
もはやこのパターンは、ハリウッドのアクション映画スコアの定番になっているようです 笑。
メロは2~4小節で終わっちゃう、短くてどっかで聴いたことのあるようなものなので、
個性はあまり感じられません。
しかし、既視感はそれなりにあるものの、品の良いピアノのフレーズに好感が持てるスコアで、
図太いブラスがドスを利かせるアクションシーンのスコアの盛り上げ方も上手い。
ジョン・パウエルとグレアム・レヴェルを足して2で割ったような音をしています。
ジャケのデザインも良いので、最近のサスペンス・アクション・スコアの中では、
CDで持っていても損は無い1枚ではないかと思います。
(実は2枚組のLPも出ています。)
ということで、今年も皆様お付き合いをいただきありがとうございました。
最近は更新頻度も激減し、
月5本くらいしかレビューを書けなくなってしまいましたが、
来年も細々とではありますが、更新していきたいと思いますので、
お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
それでは皆様 よいお年を
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