LA CAGE AUX FOLLES 3: THE WEDDING
監督: ジョルジュ・ロートネル
音楽: エンニオ・モリコーネ
出演: ウーゴ・トニャッツィ、ミシェル・セロー、ステファーヌ・オードラン、アントネッラ・インテルレンギ
1986年 イタリア映画
中年ゲイ・カップルが巻き起こす珍騒動を描いたシリーズ第3作目。
3作目ともなると、若干のネタ切れ感は否めませんが、
この手の映画はむしろ予定調和なコテコテなものの方が安心して観ることが出来ると思います。
毎回、レナート(男役)とアルバン(女役)のゲイカップルを中心にお話が進んでいきます。
今回は、アルバンのおばさんが莫大な遺産を残して亡くなってしまいますが、
アルバンに遺産相続させる条件として1年半(だったかな?)以内に子供を作ること、
それが出来なければ、遺産は他の親族に渡ってしまうということから、
ゲイ・クラブの経営が思わしくないレナートはこのお金が欲しくて、
アルバンを「男」に仕立てて嘘の結婚をさせようとする・・・・・・みたいなお話。
毎回、原因は様々ですが、アルバンがいじけて家を飛び出す・・・というのがいつものパターンのようです。
音楽は、イタリアの巨匠エンニオ・モリコーネ。
シリーズ3作目ともなると、モリコーネのペンによる「Now it's up to me」なる主題歌までついています。
これがまた「Tilda」なる女性ボーカルが英語の歌詞で歌う、なんだか「ラ・ブーム」の主題歌を女性が歌ったみたいな曲で、
驚かされます。
「Tilda」の歌は、もう1曲「Ask Me」という曲が収録されています。
劇伴も基本的にしっとりとした曲調のものが多く、CDの裏ジャケに写るミツバチ姿のミシェル・セローの勇姿(笑)とのギャップが凄まじい。
ほのぼのとした曲ばかりで、コテコテのラブ・ロマンスのスコアみたいな仕上がりになっているのですが、
これがモリコーネ流のユーモアだとしたら、個人的にはかなり笑えます。
ほんと、時に牧歌的ですらあるしっとりとした曲調の劇伴の数々に、
ゲイ・カップルの映画ということを忘れてしまいそうになります。
サントラは、2度CD化されていて、2008年に伊Digitmoviesレーベルから出た長尺盤がオススメ。
20曲入り53分の収録です。
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