MARCO POLO
監督:ヒューゴ・フレゴネーズ
音楽:アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ、レス・バクスター
出演:ロリー・カルホーン、谷洋子
イタリア映画界がマカロニ・ウェスタンを大ヒットさせる前に量産していた史劇ものの1本。
マルコ・ポーロを題材にしています。
実は、この映画、全く観たことが無いので、どんなお話なのかさっぱり分かりません。
日本でも劇場公開されていますが、僕がまだ生まれてない頃のお話です。
ビデオも出たことあるのかなあ。
この映画、ホントは脚本を担当したことになってるピエロ・ピエロッティが実は監督してたのに、
アメリカ公開に際してアルゼンチン出身のヒューゴ・フレゴネーズが監督したことにしているようです。
音楽もアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノなのに、わざわざレス・バクスターに差し替えて、
イタリア臭を払拭しようとしているところがコスい。
主演もアメリカからロリー・カルホーンを迎えてカモフラージュしています。
なお、谷洋子なる日本人女優(「青い目の蝶々さん」にも出てた)も出てきます。
音楽は、アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ(アメリカ公開版:レス・バクスター)
こりゃ、「鉄腕ゴライアス・蛮族の恐怖」と同じパターンだな。
サントラは、映画公開当時は発売されなかったのですが、後にKritzerlandレーベルからレス・バクスター版が1000枚限定でCDが発売されました。
古い映画なので、モノラルなのは仕方ないか。
レス・バクスターなので、エキゾチックなスコアを期待したのですが、
そっち系は若干抑え気味で、メイン・タイトルは普通です。
劇伴でそっち系の雰囲気が見え隠れする程度です。
全体の雰囲気は、50年代後半~60年代初頭にかけてのスコアにみられた、
妙に感傷的なストリングスが入るタイプのやつ。
史劇ものですが、「ベン・ハー」あたりを期待すると大きく裏切られます。
こうなるとオリジナルのラヴァニーノ版も聴いてみたいなあ。
ちなみに、サントラジャケが、「ジンギス・カン」と構図がほとんど同じで笑います。
まあ、この時期の史劇はみんなこんな感じか。
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豪快!マルコ・ポーロ
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